深爪でお悩みの方のケアをするようになったのは何年前だろう。
たくさんの方に通っていただいてインスタやブログで写真での変化をお伝えして来ましたが
今回は心の変化をお伝えできたらと思ってeriが担当させていただいたお客様に寄稿していただきました。
文章を書くお仕事のお客様。
想いが心に伝わってきてじーんとしてしまいました。
幼少期のこと、娘さんとのこと、、
心の奥にしまっておきたいだろうなと思うことも率直に書いてくださって本当に本当にありがとうございました。
“ネイルサロンは爪をキラキラに飾る場所”
というイメージがまだまだ大きくて、爪が不細工だから行けないなんて言われることもあります。
少しずつでも
“手元のお手入れをする場所”
になれるといいなと思いながら私たちにできることを続けていこうと思います。
少し長くなったかも〜と言われましたが、とても読みごたえのある文章。
ほぼ変更無しでそのまま載せさせていただきました。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
「深爪ケアの体験記録」
小さなころからずっと抱えていた深爪コンプレックス
物心ついた頃には、すでに爪を噛む習慣がついていました。
母はそんな私の悪癖を治したい一心で
私の指に絆創膏を貼ったり、寝ている間に辛子を塗ったり、色んな手段を試みたそうです。
それでも私の爪を噛む癖は治らず、そのまま小学生になり、中学、高校生になり、35歳までずーっと短くてガタガタな爪のまま生きてきました。
自分の癖と極端に短い爪のことを気にしてなかったのは幼児期くらいで
小学校に入ってからはいつでも周りを気にしていて、人前では手元が見られないように手をグーにしたり、重ねたり、机の上に手を無防備に出すことさえ出来ずに過ごしてきました。
大人になっても、母から爪を噛んでいるところを見られては「みっともない」と叱られ呆れられていましたし、自分でも情けないみっともないと思い、何度も癖を治そうと試みました。
だけどいつも続かない…。
何か心配なことやストレスを感じることがあると、すぐに手を口に持っていってしまい、気づけばまた短い爪になっている、というのがいつものパターンでした。
唯一、少しの間だけ爪を伸ばせたのは、自身の結婚式の時。
その時は1ヵ月だけ爪を噛まずにいることに成功し、初めてのネイルサロンで爪を綺麗に飾ってもらい、大満足で結婚式を終えることが出来ました。
ですが結婚式が終わったとたんにまた悪癖が戻ってきて、元のもくあみに。
きっと私はこれからもずっと、短くてガタガタのみっともない爪のまま生きていくんだろうなぁと、半ば諦めた気持ちで今年の初夏まで過ごしてきました。
娘が爪を噛むようになったことがきっかけで、深爪矯正することを決意
そんな私がこのサロンにお世話になることになったきっかけは、今年6歳になる娘です。
子どもが生まれてからは、自分の恥ずかしい癖を真似されてしまわないように、子どもの前では爪を噛まないように気をつけていました。
ですが長年の悪癖は、自分が意識していない時に現れてしまうもの。
子どもを乗せて車を運転している時などに、ついつい口に手をやる癖が出てしまっていたのです。
母である私の真似をするのが大好きな娘は、5歳を過ぎたころからとうとう爪を噛むようになりました。
最初は爪だけを噛んでいたのですが、娘の噛み癖は日に日にひどくなって、ついには指の皮まで噛んでめくっていくように。
ボロボロになった娘の指先を見て、自分が深爪を克服できなかったことで、娘をこんなに傷つけてしまったのだと、ひどい罪悪感に襲われました。
そしてその現実を直視することの辛さから、娘が爪を噛んでいるのを見つける度に、自分の母親のようにキツく叱るように。
でも叱っている私の爪も、短くてガタガタなままなのです。
このままでは娘をもっと傷つけてしまうし、私も自分自身を責め続けてしまう。
この悪循環を断ち切るために、まずは私自身が自分のコンプレックスときちんと向き合わなければ。
そう思って、「深爪矯正」とネットで検索して、通えるネイルサロンを探しはじめました。
自分の中の「ネイルサロン」への印象が一気に変わった、PRIVéE / CHARM-DECOとの出会い
探し始めてすぐに、いくつか深爪矯正に対応してくれるネイルサロンを見つけましたが、サイト上でみるお店の雰囲気が、私にはどうも苦手でした。
もともとシンプルなものを好む傾向があったので、一般的なネイルサロンのキラキラした雰囲気に違和感と馴染めなさを覚え、やっぱりネイルサロンには通えないかも…と思いました。
そのとき、ふと目に止まったのがこのお店のホームページです。
シンプルで上品なサイトデザイン、そしてさりげないながらもキラリと光るネイル写真をひと目見て、「こんな素敵なネイルサロンがあるんだ!」と驚き、一気に惹きつけられました。
お店のコンセプトや深爪矯正についての案内を確認し、飾り立てることよりもケアに重きを置かれているその姿勢に共感した私は、その場ですぐに予約メールを送っていました。
私の深爪矯正を担当してくださったのは、ネイリストのえりさん。
初めましての日、緊張しながらお店の中に足を踏みいれた私を、えりさんが陽だまりのような温かい笑顔で迎えてくれ、一気に肩の力が抜けるのを感じました。
今まで出来るだけ他人に見られないようにしてきた爪ですが、プロに全ておまかせするつもりで両手を出して、いつから噛んでいるか、なぜここに来たのか理由を話し、爪とその周辺の状態をチェックしてもらいました。
えりさんに深爪矯正の施術の方針と、必要となる期間や料金についてしっかりと説明をしていただいた後、このお店で深爪コンプレックスとさよならしよう!と決め、サロンに定期的に通う日々が始まりました。
爪だけでなく、心も潤う。深爪矯正の日は私にとって癒やしの時間
えりさんはいつでも優しく温かく話を聞いてくださるので、私もえりさんの前では自分の恥ずかしい爪と恥ずかしい想いをありのままに差し出すことが出来ました。
一回の施術に2時間以上かかる日もありましたが、えりさんはとても聴き上手なので、私のとりとめもない話をいつも笑顔で聞いてくださり、お互いに最近あったことや感じていることをシェアしたりと、話が尽きることはありませんでした。
いつもあっという間の2時間で、終わった頃には爪もピカピカでふっくら綺麗になっていて、えりさんとのお話で心も潤い、幸せな気持ちで家路につくことができました。
深爪矯正をお願いするようになってから、今までどんなに頑張ってもやめられなかった爪を噛む癖が、ピタリと止みました。
もちろん最初の頃はふとした拍子に手を口元に持っていってしまっていたのですが、ジェルネイルをしているのでその違和感で爪を噛もうとしていたことに気づき、すぐに口から手を離すことが出来るようになりました。
えりさんは「噛みたくなったら、噛んじゃってもいいんですよ」といつも言ってくれていたので、もし噛んでしまっても自分を責めないでいようと思えるようになりましたが…
ジェルネイルをつけてからは自分でもびっくりするほど「噛む」行為をしようと思わなくなり、日に日に爪が伸びていくことに感動しながら過ごしていました。
また、施術を始める前は爪の周辺のささくれがひどく、それが気になっていじっている内に爪を噛んだり、むしってしまう…ということがありました。
そんなささくれを防ぐためには保湿が大切とえりさんに教えてもらいました。
お店でも購入できるネイルオイルでアロマの香りに癒やされながら爪先をお手入れする習慣をつけると、数日でささくれがなくなり、指先のひっかかりを気にする必要がなくなりました。
深爪矯正に通い始めて約3ヵ月で、眺めるのが楽しくなる爪へ
爪が少しずつ育っていくのを実感しながら、定期的にお店へ通いました。
お店の中のとても心地よい空間と、えりさんとのおしゃべりに癒やされる時間を過ごし、約3ヵ月後には無事に爪が育って、矯正用としてつけていたジェルネイルを外すこととなりました。
地爪に戻ることで、もしかしたらまた噛み癖が復活してしまうかも…という不安はありましたが、その不安は杞憂に終わりました。
3ヵ月、爪を噛む行為から完全に離れていたことで、生まれ変わった爪を毎日眺めるのが楽しくなり、自分の爪に初めて愛着を持てるようになりました。
今では私にとっての爪はストレスのはけ口として「噛む」ものではなく、定期的にケアをして眺めたり、たまに彩りを乗せて楽しんだりするものになっています。
人前でも堂々と手を出せるようになり
良い意味で、手先に注意を向けることがなくなりました。
そしてその分、目の前の人の顔をしっかりと見て相手との会話に集中することが出来るようになりました。
深爪コンプレックスと向き合ったことで、娘との向き合い方にも変化が
娘はケアしてピカピカになったわたしの爪を触って、「お母さんの爪、キレイね」とウットリした様子で褒めてくれます。
PRIVéE / CHARM-DECOで深爪矯正の施術を受けるようになってから、私が娘の爪のことで娘を叱ることはなくなりました。
以前は爪を噛んでいる娘の姿をみると、情けない自分自身を見ているようでいたたまれず、ついついキツく叱ってしまっていたのですが…
施術を受けるようになってからは叱るのではなく、「そうか、噛みたかったんだね~」と優しく手を握ってあげられるようになりました。
娘の爪を噛む癖はまだ完全には治っていませんが、指の皮まで噛むことはなくなり、指先の荒れは着実に落ち着いてきています。
これからも娘の気持ちにつねに寄り添って、親子で一緒に爪をいたわりケアしながら少しずつ爪を育てていければいいなと思っています。
深爪で悩んでいる人へ
私のように、人には言えないけど深爪で悩んでいる方はきっとたくさんいるのではないかと思います。
命に関わること、緊急の課題ではなくても、日常的に意識せざるを得ない小さなコンプレックスは、自分の内側に影を落としてしまいます。
私はやめたくてもやめられない悪癖を持つ自分と、それによって傷ついた自分の指先を、長い間好きになることが出来ませんでした。
ですが信頼できるサロンに出会って、そして私以上にわたしの指先をいたわって真摯にケアし続けてくれるえりさんに出会って、初めて自分の指や爪がキレイだと思えるようになりました。
もしあなたが今の自分の指先を好きになれなくて、そんな自分にため息が出てしまうのであれば。
1人で乗り越えようとせずに、信頼できるプロの手を借りて、一度じっくりと時間をかけて自分の爪と向き合ってみることを心からオススメします。
えりさんというプロのネイリストから適切なケアと施術をしてもらったことで、短くてガタガタだったわたしの爪は真っすぐに伸びました。
ガサガサでささくれがめくれてところどころ血が出ていた指先は、ふっくらすべすべになりました。
意識して見ないと気づけない小さな変化ではありますが、生まれ変わった指先は自分でも驚くほどの自信とトキメキを与えてくれています。
そして自分の指先の小さな部分を好きになった分だけ、自分自身のことも好きになれるのです。
私がPRIVéE / CHARM-DECOとえりさんに出会って、小さな指先の世界を通して自分自身を愛せるようになったように。
今現在、深爪で悩んでいるあなたが、信念と確かな技術を持つネイルサロンとネイリストに出会うことで、笑顔の日々を送れるようになることを心から願っています。
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