深爪ケアや爪のトラブルに関することをまとめました。
改善のレベルは個人差がありますが、参考にされてみてください。
・自爪育成
深爪でお悩みの方のケアをするようになったのは何年前だろう。
たくさんの方に通っていただいてインスタやブログで写真での変化をお伝えして来ましたが
今回は心の変化をお伝えできたらと思ってeriが担当させていただいたお客様に寄稿していただきました。
文章を書くお仕事のお客様。
想いが心に伝わってきてじーんとしてしまいました。
幼少期のこと、娘さんとのこと、、
心の奥にしまっておきたいだろうなと思うことも率直に書いてくださって本当に本当にありがとうございました。
“ネイルサロンは爪をキラキラに飾る場所”
というイメージがまだまだ大きくて、爪が不細工だから行けないなんて言われることもあります。
少しずつでも
“手元のお手入れをする場所”
になれるといいなと思いながら私たちにできることを続けていこうと思います。
少し長くなったかも〜と言われましたが、とても読みごたえのある文章。
ほぼ変更無しでそのまま載せさせていただきました。
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
自爪育成のお客さま
深爪のお悩みでお越しくださいました。
人前でもなるべく手を見られないように、いつも手をぎゅっと握り締めていたそう。
どんどんひどくなり改善の方法をいろいろ調べ、
ネイルサロンでの施術で自爪の育成をしたいと
お越しくださいました。
自分の悩みと向き合う。
それに加えて新しい場所に足を踏み入れて
初対面の人にそれを打ち明けるというのは、とても勇気のいることだと思います。
初めは不安そうでしたが、3ヵ月の間、定期的にお手入れをさせて頂き
お会いするたびにどんどん明るい表情になっていくお客さまに
わたしの方が癒されていきました。
お客さまのお手元の扱い方やホームケアもカウンセリングさせて頂き、
サロンでのネイルケアを続けて維持していけるようにサポートを行なっていきます。
爪のトラブルでのお客さま
本来、皮膚と爪がくっついているべき所が
なんらかの原因で外れてしまう【爪甲剥離】
剥離が進行してネイルはお休みされてありましたが
ネイルがお客さまの生活の一部で
剥離している爪を見ると悲しくなるそうで
どうしてもネイルがしたくて
藁にもすがる想いで辿り着いてくださいました。
通常のサロンだときっとお断りされただろうし
病院の受診を勧められたと思います。
わたしも初めは大きなリスクを感じ
施術をお断りしようかと思いました。
お客さまが10年後20年後も健康にネイルを楽しめるかどうかは
今のわたし達がどういう施術をするかにかかっていて
わたしたちがお客さまの爪を預かっているのです。
でも、わたしもお客さまと同じで
ネイルが自分自身のテンションを左右する気持ちがとってもよくわかります。
だからこそ、なんとかしたいと思いました。
ホームケア、日頃の所作、ネイルに関する知識、
定期的なお手入れの中でいろんなお話をカウンセリングさせて頂きながら
何か改善出来るヒントがないか探し続けました。
手の扱い方、ご自宅でのお手入れをアドバイスさせていただきましたが
お客さまも初めはそんな事で直るのかと半信半疑だったそうです。
しかしお客さまはほんとにしっかりとホームケアをされて
お手入れに来て下さるごとにどんどん改善しているのが目に見えました。
何よりも、お客さまが治したいという想いが強かったのだと思います。
症状も改善策も個人差が大きく異なるのですが
お客さまがなんとかしたいという想いさえあれば
わたしは全力でサポートいたします。
お客さまの悩みが小さく小さくなるまで
この先も引き続き経過観察をしていきます。
eri